2016年12月28日(水)

徘徊高齢者SOS模擬訓練(後編) [スタッフ日誌]

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徘徊高齢者SOS模擬訓練(前編)の続きから

 迎えた当日。晴天に恵まれる絶好の徘徊模擬訓練日和である。施設から徒歩3分ほどにある浅山公民館の集合となる。若干早く付いたが、かなりの人数がお集まりになっている。地域包括の方々、社会福祉協議会の方、市役所の方、そして何より地域の方々。また、来年模擬訓練を行う予定の別地区の方々も集まっており、総勢20名ほどの一団である。

 時間となり、挨拶と詳細の説明を受ける。さて徘徊役である私は、徘徊役の印をつけることとなり、意気込みの挨拶である。あまり練習はしていないが、まあ大丈夫であろう。

 訓練の概要としては3グループに分かれ、浅山と梅ヶ坪地区を歩くことになる。最初のグループは模擬訓練の実施をしていることをアナウンスしながらの先導係り。時には声かけをしてもらう勧誘をもこなす。私は2グループとなり、実際に声をかけてもらう訓練実施部隊である。後続の3グループは実践した方のアンケートを行うという段取りである。

 ざっと1時間近くと歩いたと思う。本当に通りががりの方もいた。頼んで出てきてもらった方々もいた。近隣の薬局さんや地域に飲食店の若い店員さんも声をかけてくれた。庭の剪定にきていた方も参加してくれた。

 本当に、いろいろな方々が声をかけてくれたと思う。実際に声をかけてくれた方は20組程度だったと思う。やってみての感想として「とっても楽しかった」。

 さて、気になる実際である。昨年も参加されて上手な方もいた。ここは大きな成果であろう。持ち物を聞きだし、身元の確認をしようとした方も2組あった。しかし、どう声をかければいいのかわからない方が大半であった。これが実際である。「がんばってください」と応援されるだけの方も3組あった。わからなくて逃げてしまう方もいた。

 途中には認知症予備軍?と思う方にも遭遇した。若干怪訝な顔をしてしまわれたハプニングもあった。(そこは流石に認知症役はやめて対応はしました)

 認知症役と書かれていて声をかけているのである。難しいとは思っていたが、課題はまだまだであると、改めて認識した。次のサポーター養成講座は声かけロールプレイがしたくなった。模擬訓練とサポーター養成講座はセット開催がいいのだろう。徘徊役をするにしても、いくつかパターンやヒントを出す方法を同時に出すのもいいのかもしれない。楽しくなってきた。

 最後に、浅山職員の声かけは「さすがだ」と言ってくれていました。これに一番ホッとしました。

Posted by 大橋 篤志 at 18時58分

2016年12月08日(木)

徘徊高齢者SOS模擬訓練(前編) [スタッフ日誌]

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 浅山の施設のすぐ近くには、春日井市の総合福祉センターがあり、そこには春日井市社会福祉協議会がある。近いということもあり、認知症サポーター養成講座で先日記事にもしたように連携をさせていただくこともある。今回の記事はその一環でもある徘徊模擬訓練についてである。

 徘徊模擬訓練とは、徘徊役と言われる方が地域を歩き、その方に対して、地域の方々が声をかける訓練を行うものである。この活動は、2004年に福岡県大牟田市で始まって活動である。この大牟田の活動は、かつて私が各務原に勤務していたときに受賞した【「認知症でもだいじょうぶ」町つくりキャンペーン2006】で、同じく受賞をしていた取り組みでもあり、とっても興味を持った記憶がある。ここから各地域に展開し、今では多くに地域で行われるようになったのだ。地域発の取り組みが全国的に広がったのであり、すばらしいことである。

 春日井市では、昨年浅山地区で初めて実施されたとのこと。今年は第2回目となり浅山と隣の梅ヶ坪地区との合同開催である。ちなみに春日井市では今年は合計3地区で実施予定らしい。また、来年に向けて視察に来ていた地区もあったので、来年は更に増える予定である。

 話がそれたが、そんなご縁もあり、今回浅山に異動をして、この話を聞いたときに「ぜひ参加したい」と手を挙げたわけである。参加の仕方としては地域の社会資源である高齢者施設であるグレイスフル浅山の施設長として、ノボリを持って一緒に歩くことであった。もちろん、徘徊予定経路には、グレイスフル浅山は含まれており、職員による声かけは実践されるのである。模範演技的な期待がかかるので、ちょっと心配ではある(笑)

 せっかくなので、住宅型有料の入居の方も一緒に回りましょうと声をかけることにした。地域の活動に興味をもたれている方がいたので、声をかけさせていただくと快く了承いただける。ということで二人での参加と声かけ職員2名での参加予定となったのである。

 当日の2日前・・・。

 徘徊役の方が急遽都合が悪くなったとのこと。ということで、代役のオファーがかかったのである。私は施設に不在であったが、辻主任が「喜んで受けると思います」と勝手に(笑)快諾。(もちろん、翌日に正式に電話はありました)できれば徘徊役をと思っていたので喜んでお受けすることになった。

 長くなったので次回に続きます

Posted by 大橋 篤志 at 17時23分

2016年11月21日(月)

久しぶりのサポーター養成講座 [スタッフ日誌]

 私が今在籍している春日井エリアの浅山は、地域密着型特養、小規模多機能型居宅介護、住宅型有料老人ホームからなる施設である。この浅山は住宅街の中に立っているのが特徴の一つである。まさに、地域密着型の名の通りであると言えよう。もちろん立地だけではなく、地域との関係性も実際に深くなっていることを付け加えておこう。

 先月のことである。小規模多機能型居宅介護では、運営推進会議という会議を2ヶ月に1回開催しなくてはいけない。(運営推進会議とは、地域に開かれた施設となるよう、行政や地域の方などに出席してもらい、施設の状況や地域ニースなどを話し合う会議)この会議での出来事から始まる。

 いつも出席いただいている施設近隣の社会福祉協議会の地域包括支援センターの方がいる。会議終了後には地域の状況などの雑談をすることになったのだが、その席で認知症サポーターが話題になる。

 はい、その通りです。「タイアップしましょう」なんて、安請け合いをしてしまったわけである。

 数年前までは活発に活動していたとはいえ、ここ数年サポーター養成講座の講師からは遠ざかっている身である。タイアップの相手は他法人さんである。ご迷惑をかけるかもしれないのに・・・。後で若干の後悔である。

 とはいえ、決まったからにはやるしかない!

 打ち合わせ、歩いて(施設から数分の)会場である浅山町集会所の下見、最新版の標準テキストと以前使っていた自前の資料とのすり合わせ。そしてイメージトレーニング・・・。

 迎えた当日。朝から降っていた雨はやんでいる。発声練習をしながら、会場までの道のりを歩く。開始時間25分前。会場に着くとすでに10人以上の方がお集まりである。PCの起動確認と時間配分の確認などをしていると程なく時間となる。

 「さぁて!!」話し始めるとテンションが上がっていく。ついつい話しすぎてしまった。うっかりミスで15分延長である。時間配分ミスは痛恨である。大いに反省であるが、ブランクのせいにしておこう。

 そんな久しぶりの講座であった。次の機会が与えられるか?講義の内容の評価は外にお任せするとしよう。講座後のにも個別の質問などもあり、30分以上の延長戦となった。熱心に聴いてくださったようでありがたいことである。
 
 認知症サポーターキャラバンは平成21年に当初の目標である100万人を突破した。平成28年9月末現在では、なんと800万人を越えている。今日のような地域の中での、小さな出来事。その積み重ねの数字である。私のできることをしていきたい。改めて思う。

Posted by 大橋 篤志 at 14時12分

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