2010年02月25日(木)

世界でだた自分一人だけ [スタッフ日誌]

 ちょっと更新期間が開いてしまった。その間にもいろいろなことがあった。当然施設内でもであるが、療養型の問題や特養待機者問題など政治的にも動きがあったようである。とは言え「現状をわかっているの?」って聞きたくなる内容も多い。

 そんなわけでに、期間が開いてしまったが、前回に引き続き今日もバンクーバーの話題からである。

 昨日は注目のフィギュアスケート女子のショートプログラム(SP)が行われた。かなりの注目度であり、リアルタイムで見られた方も多かったと思う。僕は残念ながらいろいろあって、しっかりと見れていないが、何度となくTVに流れているので知らない人はいないのではないかと思う。

 現時点でのライバルの金ヨナ選手を追う展開となった浅田選手に話題は集中している。しかし、今日僕が書くネタはSP11位となった鈴木選手の談話である。

 注目の2選手が滑った直後の出番となった鈴木選手の心境は察してあまりある。彼女は談話で「予想通りの大声援だった」と振り返っている。

 「アスリートたる者プレッシャーにうち勝ってこそ!!」とは言え極度のプレッシャーのかかる場面であるオリンピックの舞台の上での、このシチュエーションは出来れば避けたいのが本音であろう。

 しかし、彼女の談話の中に「この舞台(シチュエーションも含み)に立っているのは世界にだた自分一人と思った」正確には覚えていないが、そんな主旨のコメントがあったのだ。

 それでも極度のプレッシャーはあっただろうが、その発想の転換には恐れ入った。この言葉が本日の僕の記事のキモである。

 介護の現場においても発想の転換はケアをするうえで大事な要素である。「出来ないだろう」と思った瞬間、自分自身を見失う事もある。さらには利用者の力を見落としまうことや「この人はこうであると」という決めつけに発展してしまうことも少なくない。

 また、見方を変えればウィークポイントもストロングポイントとなりえる。その視点がなくては、要介護の高齢者は問題老人としか表現できなくなってしまう。

 最後に、介護の現場以外でも発想の転換が重要なことは言うまでもない。「疲れた〜」の言葉を「今日もよく頑張った」と言い換えることだけでも違ってくるものである。

 世界で一人だけの経験となる場面も見方によっては実は多いものだろう。な〜んてことを自分にも言い聞かせる機会となった。感謝である。

Posted by 大橋 篤志 at 12時13分

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