2010年12月15日(水)

ほとぼりの冷めた記事(後編)+おまけ [スタッフ日誌]

 【2010-12-08ほとぼり冷めた記事(前編)】の続きから

 ここまでに述べてきた認知症を取り巻く環境の変化は、小さな変化が継続し、とてつもなく大きなものに進化していったのです。

 以前から認知症介護家族の声は多くありました。過去、僕たちはその声に多くを学んできました。しかし、近年「認知症の人本人」の声を聞く機会を得たことに更なる衝撃を受けました。これには、世間の認知症理解が広がったことをも後押しすることになったのです。

 日本において認知症の方々や家族を支援する団体の代表格である《認知症の人と家族の会》を、ご存知な方も多いかと思います。この会は、以前《呆け老人をかかえる家族の会》と言う名称で呼ばれていました。

 あえて《呆け》という言葉を使っていたこの団体が、『家族』を中心とした名称から『本人と家族』を冠した名称に変更した経緯からも取り巻く環境の変化を感じさせれことに十分でしょう。

 話は横道にそれたが、耳にすることになった本人の言葉には、わかっているつもりでいた自分が恥ずかと感じたことを今でも強烈に覚えています。認識は180度変わり、与えられる情報や刺激が多すぎることがストレスになることなど、本当の意味での認知症の人の混乱や葛藤が、もちろん疑似ではありますがリアルに感じられるようになったのです。この「認知症の人本人」の勇気は、我々介護現場に更なるイノベーションを起こしたのです。

 以上が記事の紹介である。

 本当のことを言うと、最初はもっと長い文章であったが、字数の制限もあったので、削る作業をしたのである。そんなわけで今回追加の文章を入れて完成版としてみた。

 先日とある審査で『データ』と『情報』の違いについて述べらるシーンがあった。それによると『データ』をインプットし『価値のあるデータ』としたものが『情報』であるとのことであった。先日も書いたことがあったと思うが、情報が溢れた世の中においても情報自体は何も変わらない。それを自分の物にすることで自分で変化するのである。

 勇気ある行動は賞賛に値する。ただ、賞賛とは拍手をすることを意味するのではない。その勇気を自身やその周りの変化に結びつける勇気こそが、本当の意味での賞賛を送ることになるのではないだろうか。

 変わらないことへの勇気より、変わることの勇気は大きなエネルギーが必要となる。まだまだ、幼い介護業界にはイノベーションに寛容であることが求められている。

Posted by 大橋 篤志 at 19時52分

2010年12月10日(金)

楽しいクリスマス [今月の献立]

師走に入り、なにかと慌ただしい時期になりました。
今月はグレイスフル下諏訪 特養から簡単に作れる “クリスマスメニュー” をご紹介いたします。

画像(180x121)・拡大画像(640x432)

★クリスマスリースサラダ★
〈材料〉
じゃがいも         中2個
生クリーム         大さじ1
ブロッコリー        2房 
コーン           50g
人参            50g
ミニトマト         15個
エンダイブ         100g
マヨネーズ・フレンチドレッシング   適宜
 
〈作り方〉
?じゃがいもは茹でてから潰して、生クリームを混ぜる。塩・こしょうで味を調えておく。
?ラップに?を横長に広げて伸ばし、中央にマヨネーズを入れてのり巻きのように巻く。
?巻いたものをリース型に整えて、ブロッコリー・コーン・人参・ミニトマト・エンダイブなどでリース風に飾り付けをする。



画像(180x111)・拡大画像(640x397)

★テリーヌ★(5×30?のテリーヌ型2本分)
〈材料〉
白身すり身         300g
卵             2個
生クリーム         75ml
生鮭            120g
ほうれんそう        100g
塩・こしょう・バター    適宜
   
〈作り方〉
?ほうれんそうは茹でて裏ごしをして、余分な水分を切っておく。鮭は、皮と骨を取り除いておく。
?すり身に卵と生クリームを加えて2等分にする。
?一方には鮭を加えミキサーにかける。もう一方にほうれんそうを加え塩・こしょうで味を調えてよく混ぜる。
?テリーヌ型にバターを塗ってアルミホイルを貼りつけ、さらに上からバターを塗る。鮭とほうれんそうの生地をそれぞれの型に流し入れ平らにならしておく。お湯を張った天板を入れたオーブンで200度40分焼く。





画像(180x158)・拡大画像(640x565)

★シュータワー★
〈材料〉
市販のプチシュークリーム 適宜
ホイップクリーム・粉砂糖・チョコレートソースなどお好みで

〈作り方〉
?プチシュークリームをタワーのように積み重ねる。シュークリームの間にホイップクリームをつけながら重ねていくと、崩れずにきれいなタワーになる。
?タワーが出来上がったら、お好みで粉砂糖やチョコレートソースでトッピングをする。



いくつになってもクリスマスは楽しいイベントでワクワクしますね。
クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝うお祭りです。現代では、サンタクロースがクリスマスのシンボル的な存在になっていますが、サンタクロースのモデルはイエス・キリストではなく、聖ニコラウスという教父のオランダ読み「シンタクラース」が語源とされています。


みなさまにも素敵なプレゼントが届きますように…

Posted by 今月の献立担当 at 10時00分

2010年12月08日(水)

ほとぼり冷めた記事(前編) [スタッフ日誌]

 【2010-12-03傍らの事実】の続きから

 僕が介護の現場に身を置くことになって、早15年以上の月日が流れました。たかが15年と思われる方もいらしゃっるかもしれませんが、この“たかが15年”、特に介護保険制度ができ、契約という仕組みに突入してからの10年は、まさに激動であったと振り返ります。

 以前、食事や入浴、排泄といった基本の身体介護を行うことが介護の現場の仕事でありました。なかなか文章では伝わりにくいと思いますが、現在のその人らしさを大切にした個別ケア(介護)とは全く異なる仕事であったと思います。

 理解をしているつもりではありますが、利用者の方を要介護者というグループの枠から、頭を完全に切り離すことは確かに難しいことではるのです。それでも『個別ケアは一人一人が違う人である』と言うことを真剣に考えることからスタートするのだと思います。

 介護の現場の価値観が変わってきたといってもいいかもしれないほどです。介護を取り巻く価値観の変化は多様なものがありました。その中でも一番大きかったのは認知症についてであると思います。

 平成16年12月に痴呆という言葉は侮蔑的な響きがあると、痴呆症から認知症に言葉が変わりました。このことは言葉を変えただけにとどまらず「認知症は病気である」という意識へと変化をさせることになりました。そして、世間一般の認知症に対する理解も10年前と比べると比較にならない状況となったのです。

 それだけに介護現場とって、より大きな変化であったこと言うまでもありません。認知症には病気としての中核症状とそれ以外の要因で起こる行動・心理症状(BPSD)があります。それらを理解し、問題となってる行動の原因を探ることを当たり前として考えられるようになったのです。

*長くなりそうなので次回に続きます。

Posted by 大橋 篤志 at 19時58分

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